ブランドとしての大学 |
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最近、超有名大学卒の、うすーいつながりの知人と話す機会があった。
そこの大卒ってのは出会った最初から知ってて、ただ今まで顔突き合わせて話すような機会がなくて、あんな大学出たなんてすげーなおいと普通に思ってた。
1対1で話したら、徹頭徹尾学歴重視成績重視でドン引いた、というオチ。
「W大なんてバカが仕方なく行くところ」
「学歴差別をする気はないが、大学行くならそれなりのところを目指すべきだ。それ以下の大学なんて意味ない」
「君どこの高校出たんだっけ? ああ××、あそこレベル低いよね」
双方素面で他愛もない世間話中に発せられた会話の一例。
人がやってないことはできないからやらないんだと決め込んでる論調で、できるけどあえてやらないという選択をした、という状況はまったく頭にも浮かばないらしい。
いやそれはそっちの個人的意見だろう、というようなことを、世界でただひとつの正解的にきっぱり断定口調で言うのが非常に印象深かった。
本は山ほど読んでるし、知識もあるし、聞けばいろんな国に行ったことがあるというのに、何と言うか自分が習って来たことや自分が見聞きして来たこと以外の見解や意見がある、ということがまるっきりすっぽ抜けてる話し方で、もしかすると、彼から見れば社会のゴミみたいなオレのためにわかりやすくいろんな部分を省いて話をしてくれてるだけなんだろうかと思ったが、どうも素らしい。
関係ないんだが、ご両親のことを話題にする時に、お父さんお母さんと言うのにも実はちょっと驚いてた。
偏見だが、30も過ぎれば父とか母とか、親父とかおふくろとか外では言うもんじゃね?と勝手に思ってたので。
自分のことはあえて棚上げして、どこで何をどれだけしようと、視野が狭いままの人間てのはいるもんなんだなと思った。
向こうも、オレと知人以上の仲になろうとはまったく思ってないだろうが、オレも勘弁してもらおうと思う。
彼の言うレベルの低い高校すらきちんと卒業もしなかったオレが、心中ひそかにこんな感想印象を抱いてると知ったら噴飯物だろうなと思うのだが、誰かに聞いて欲しかったオレの人間的レベルはこんなもの、というのが最後のオチ。
投稿者 y6p6jr | 返信 (0) | トラックバック (0)