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自分のPC、人のPC

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一時、自分のPCが手元になく、毎日のようにネカフェやら図書館やらに通う羽目になったことがある。

ネットが使えて、個室なら人目をはばかるようなこともできるし、背後をうかがいつつちょっとロクでもない何かをDLとか再生とかしなくていいし、ネカフェに置いてあるマシンはたいていそれなりの性能だから、自分のより良くね?ということもあって、文句なんか言える筋合いはなかった。

が、それでもやっぱり自分のPCが恋しかった。

ブックマークの類いはオンラインに置いておけるとして、しかしブラウザの使い勝手はこれは自分の機械でないからどうしようもない。これが案外とストレスがたまる。

そもそもIEとVistaが嫌いなので、XPでなくてFF入ってない場所に当たるとちょっと泣くことになる。USB使わせてくれないところもあって、セキュリティの点で当然だとしても、「えええええマジですか」となる。

あれこれいじくるのが特に好きというわけじゃないが、それでも自分の好きなようにちまちま変えたところは案外多いわけで。その辺りが自分の思い通りにならないというのは、うっかりなイライラが増える原因になる。

キーボードやマウスの使い心地も違うしな! エディタも微妙に好みがあるしな! べ、別に2ちゃんの専ブラがなくてマンドクセとか思ったわけじゃないんだからね!(ネカフェやら図書館やらで2ちゃんやるヒマなんぞない←ヒマとかそういう問題かというツッコミはなし)


ところで、マウスコンピューターのキーボードが案外良かったのは意外だった。


そんなわけで、自分のでないPCは使いにくいと心底思って、たかが機械だが、慣れた機械ってのは配偶者や子どもに近いものがあるなあと、ふと思った。

自分の思うようにするという点で、育てる行為と重なると思えば、実際の子持ちびとには青筋立てられるかもしれないが、PCというのは自分にとっては子どもみたいなもんだなあと思った。

そういうわけで、自分のPCがいとおしくてたまらない。この間、いやまあ当然の行いなんだが、ちょっと中を開けて掃除をした。

デスクトップに並ぶアイコン見ると、普段何に使ってるかモロばれで、そこのところは人としての恥を知れと自分で思うが、それはそれとして、こういうこと(どういうこと?)を一緒にやるPCは、大事な相棒だなあと思う。


東芝のG6を発売直後に大枚はたいて買った時に、「どうせ数年しか持たない、特にノートにそんな大金は無駄無駄無駄ァ! 安いの買って1~2年サイクルで買い換える方が長い目で見れば絶対に得で理に適ってる!」と言われ、そういう意見もあるなあと思ったが、買い替えのたびにデータの移動だの新しい機械に慣れるだの、そっちの面倒さの方が、PCのスペックへの不満よりも大きくなるような気がして、個人的には4、5年は使い続けるつもりで買うのが正しいと、自分に限って思ってる。

まあ、データの移動は大したことはない。どうせ大事な文章は普段からUSBだのオンラインだのだし、HDを真っ白にしても泣くことは少ない。が、それでも、今目の前にいる、1年なり2年なり、一緒にあれこれやって来た友人と別れるのは、案外と辛いことになると思う。壊れたからって大泣きするようなことはないだろうが、新しいPCをwktkで選びながら、「ごめんな、ありがとな、さよならな」と心の中でひっそり思うことは間違いない。

そんなわけで、これからずっと使うことはないだろうが捨てることのできない東芝のノートが2台、押入れの中にある。きっとこれからもずっと捨てられないだろう。


と、同時に、新しいPCを自分の色に染める快感。

使い慣れたソフトをDLしインストールし、ちょこちょこいじくって使い勝手を変え、それからおもむろにIEのアイコンをデスクトップから消し去って、スタートメニューからも消し去る、思わず哄笑の湧く、快感。Sleipnir(1.67)とFF(2)とギコナビのアイコンを並べて、メールチェッカーを設定して、メモソフトをスタートアップに入れて、再起動した時の、9回裏9-0のボロ勝ち満塁状態で打順が回って来て、ボールふたつとストライクひとつ見送った後に、気持ち良く振り切ったらホームランでした的な、もうおれ世界の中心?と勘違いできそうなくらいの、喜びの瞬間。

そんなわけで、うっかり安いからノートなんか買ってみちゃったんだけど、これどうやってネットに繋ぐの?iPodはどうやって使うの?的な素人に取り入って、「仕方ないなあ、手伝うよ」と、あくまでしぶしぶという振りでセットアップを請け負うのが実は大好きだ。

メールチェックとネットとデジカメからの画像取り込み以上のことをやろうという気になれば、その頃までには自分で調べてみるという心持ちにたどり着いてるだろうし、たどり着いてないなら、教えたところで長くは続かないのが見えてるので、それ以上は滅多と手伝わない。ってか、ほんとうのところは、手伝えない。知識がないから。

今時、Windowsなら繋げば即使えることがほとんどだし、ケーブル突っ込んで電源入れれば終わりという作業を、「うわすごい!」という目で見てもらえるという、ひそかな楽しみ。

ケーブル突っ込む(この段階でも、「あ、USBだねこれ、ケーブルある?」「あーこのケーブルじゃ無理だな」という台詞をもったいぶって言うだけで、向こうはそこそこの玄人だと誤解してくれる。みんな、もうちょっと自分で勉強しようぜorz)だけで天才気分を味わえるというこのチープな万能感。100円ショップでだってちょっと見掛けないくらいチープ。ケーブルの方が値段高いよなこれ。

ま、問題は、そのすごいと言ってくれる相手が、みな60歳以上既婚ってことだな! チャンスはないな!


別に出会いのチャンスを求めて初回セットアップを請け負ってるわけじゃないが、PCのセットアップというのは、「ほらここがね、こうだからね」と指差したモニタを覗き込むとか、うっかりマウスの上で手が触れ合うとか、背中に触れそうな位置に立たれるとか、案外とこう、そういう接触があったりするからとか、別にそういう理由でセットアップ引き受けてるわけじゃないから!ほんとだから!


おかしいな、「自分のPCを、自分が使いやすいようにあれこれいじくるのは子育てに似ている、気がする」という趣旨で書き始めたはずなのに、なんで出会いのチャンスラッキーーーーー!で締めくくってるんだ?

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